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京セラの稲盛和夫(現 京セラ名誉会長)が実践した京セラ独自の経営管理手法「アメーバ経営」
2010年10月からパナソニックも同じような発想で新本社体制を敷きました。
稲盛和夫氏は、こう述べました 複雑である会社組織を、どのように切り分けていくのかという問題である。 組織の分け方というのは、事業の実態をよく把握し、その実態に沿ったもの。 そのために、私は三つの条件があると考えている。 第一の条件は、切り分けるアメーバが独立採算組織として成り立つために、「明確    な収入が存在し、かつその収入を得るために要した費用を算出できること」である。 第二の条件は、「最小単位の組織であるアメーバが、ビジネスとして完結する単位と    なること」である。 第三の条件は、「会社全体の目的、方針を遂行できるように分割すること」である。 この三つの条件を満たしたときに、はじめてひとつのアメーバを独立させることがで    きる。
アメーバ経営の目的は小さな会社化です。 第一の目的:市場に直結した部門別採算制度の確立。 第二の目的:経営者意識を持つ人材の育成。 第三の目的:全員参加経営の実現。全従業員が、会社の発展のために力を合わせて経営に参加し、生きがいや達成感を持って働くことができる「全員参加経営」を実現する。
これは、中小企業の考え方と似ていませんか・・・ 全員参加型の肝となるのが、経営者と社員、上司・部下・クライアントとの人間関係と業務のコミュニケーション力 経営方針や部門方針などを十分に理解・納得し、自分にできることは何かを自発的に考えて行動します。 また、日々の業務のなかで自分が経験したことや収集した情報を積極的に会社にフィードバックし、必要に応じて方針変更の提言なども行う。
日報や会議の精度を上げる事も、社員が経営に参加できる大切な要素です。

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