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社員と話し合う

創業160年以上続いている会社、『帝国製薬』パップ剤(貼り薬)で世界トップシェアを誇る香川県の老舗企業ですが、 いつも新しい発想をしてなおかつ本業に特化し続ける企業です。
この会社も全社員で会社を考える習慣が有ります。
2002年創業家一族以外で社長になった5代目村山社長は、全社員で自分たちの強みや弱みを分析して 会社の方向性を明確にすることを行い、老舗企業の名に甘んじる事無く自社の成長と新たな事業展開を促しました。
2011年創業家の現社主の長女、藤岡実佐子さんが6代目の社長に就任した際も、広い視野を持つ社員を育成できれば、 会社は強くなる。藤岡社長の発案で、半年かけたブレーンストーミング(※)で、「将来ビジネスのアイデア」を提案させた。 藤岡社長は、 「学歴も専門分野も違う社員たちが、バラバラのアイデアを収束させる作業です。 事業化の可能性より、その過程を通じて、異なった考え方を知る効果がありました」 と言っています。
※ブレーンストーミング:参加メンバーが自由にアイデアを出し合い、発想の違いを利用して、多数のアイデアを生み出す集団思考法・発想法。

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